Mac(Snow Leopard)へのRVMインストール

先日、MacBookProを購入したので、MacBookでRubyの開発ができるようにしようと環境を整えだした。
その際に、Rubyに1.8系と1.9系の2種類が未だ混在していることを思い出し、同時に使えるようにRuby Version Managerを導入しようと思い立ったのが睡眠不足の原因となったのである。

先人達が言うには、「gemで落としてくればすぐ終わる」というものであった。
だがどうもgemで落としてきてもまともにインストールされない、コマンドが通らない…。
なので、どう入れればいいかを一旦書こうと思う。

まず、MacにインストールされているRubyを確認する。
これはSnow Leopardであれば初期からRuby1.8がインストールされているようなので割愛。
もしも入っていなければMac Portsを利用してインストールすること。

RVMは公式の話ではgemではなく、gitから直接落としたほうがいいらしい。なので、Mac Portsを使ってgit-coreをインストールする。(よけいなモジュールをインストールしたくない場合は、gitのソースを落としてきて自前でやるのがいいかも)

$ sudo port install git-core

上記のコマンドをターミナルから実行すればいいのだが、curlを別途インストールしておいて、tigを使うこと今後のgit利用が便利になるかもしれない。

何はともあれ、gitがこれでインストールされたはずなのでRVMのインストールに移る。
RVMをgitからインストールする場合は以下のコマンドを実行する。

$ git clone –depth 1 git://github.com/wayneeseguin/rvm.git
$ cd rvm
$ ./install

この辺りはRVMの公式でも書かれている。

その後、以下を.bash_profileなどに書き込んでおいて、ターミナルを再起動させる。

if [[ -s /Users/hogehoge/.rvm/scripts/rvm ]] ; then source /Users/hogehoge/.rvm/scripts/rvm ; fi

これでrvmコマンドが通るようになるはずなのだが、私の環境では動かず…。
色々調べるうちに、どうやら次の記述を.bash_profileに書き込み、先ほどのPATHをその次に書き込んでおくことで動くことが判明

source ~/.rvm/scripts/rvm

これで晴れてrvmコマンドが通るようになったので、1.8と1.9をインストールし、デフォルトで利用するRubyをRVMの1.9に変更することにした。
ここまでで結局3−4時間ほどかかってしまったが、とにかく動くようになった。
どうも初期状態のままで.bash_profileや.bashrcがまっさらだったのが原因だったようにも思える。
PATHの通し方は難しいが、今後もちゃんと向き合えばターミナルから色んなことができると思うので、Macでの開発もどんどん試していきたいところだ。

Comments (1)

  1. 02:41, 2011/01/05clocks  / 返信

    オツカレ & サンクス。
    今後色色と参考にさせてもらいます。
    まずはブログたちあげおめでと。

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